ラストタンゴ・イン・パリ(1972)/ベルナルド・ベルトリッチ
どうもベルトリッチ作品は好きになれなかったりするのだけど。ただ、この作品の官能的な雰囲気はすごい。肉欲的な中年男と若い女の愛憎、消えない血の跡、壁の空洞、痙攣する肉体、どれも暗示的で、エロイ。終盤にかけて、男が過去のトラウマをあらわにして醜く狼狽する中、女の気持ち冷めていく流れは個人的に胸のアツイ気持ちになった。